早乙女カナコの場合は
G
スクリーン2
16:50 - 18:50
上映終了日:5/8
日本
矢崎仁司
橋本愛、中川大志、山田杏奈、根矢涼香
オフィシャルサイト
2015 柚木麻子/祥伝社 (C)2025「早乙女カナコの場合は」製作委員会

早乙女カナコの場合は

魚喃キリコによる同名漫画を映画化した『ストロベリーショートケイクス』(2005年)、西加奈子による同名小説を映画化した『さくら』(2020年)をはじめ、絶大な支持を得ている作家たちの物語を、これまで独自の世界観で数多く手がけてきた矢崎仁司。今回5年ぶりとなる矢崎の最新作の原作には、日本のみならず海外でも人気を誇り、『BUTTER』や『ナイルパーチの女子会』といった作品で知られる柚木麻子による小説『早稲女、女、男』が選ばれた。



本作『早乙女カナコの場合は』は、およそ10年にも及ぶラブストーリーを中心としながら、女性の生き方や女性同士の関係を描く。恋のライバル関係ともいえるはずのカナコ、麻衣子、亜依子たちは、それぞれに対立するのではなく、互いを鼓舞し、エールを送り合う。現代を生きるあらゆる世代の女性たちが、自分らしく一歩を踏み出すための普遍的な物語が、今ここに誕生した。



<ストーリー>

大学進学と同時に友達と二人暮らしを始めた早乙女カナコ。入学式で演劇サークル「チャリングクロス」で脚本家を目指す長津田と出会い、そのまま付き合うことに。



就職活動を終え、念願の大手出版社に就職が決まる。長津田とも3年の付き合いになるが、このところ口げんかが絶えない。⻑津田は、口ばかりで脚本を最後まで書かず、卒業もする気はなさそう。サークルに入ってきた女子大の1年生・麻衣子と浮気疑惑さえある。そんなとき、カナコは内定先の先輩・吉沢から告白される。 編集者になる夢を追うカナコは、長津田の生き方とだんだんとすれ違っていく。大学入学から10年―それぞれが抱える葛藤、迷い、そして二人の恋の行方は―